
『言葉にできない想いは本当にあるのか』 いしわたり淳治・著 筑摩書房・刊
『言葉にできない想いは本当にあるのか』は、若手作詞家の中でも理論派として知られる...
『あつかったら ぬげばいい -ヨシタケ式心を緩める絵本-』
ヨシタケシンスケ・絵と文 白泉社・刊
新年おめでとうございます。今年も俳句を楽しみまし...
『よこいしょういちさん』 亀山永子・文と切り絵 ゆいぽおと・刊
「恥ずかしながら、生きながらえて帰ってまいりました」。
この衝撃的なコメントを憶え...
『加藤楸邨の百句』 北大路翼・著 ふらんす堂・刊
滅法、面白いアンソロジー(撰集)だ。
加藤楸邨(かとう・しゅうそん 1905年~1993年)の俳人とし...
『翻訳できない世界のことば』 エラ・フランシス・サンダース・著 前田まゆみ・訳 創元社・刊
『翻訳できない世界のことば』は絵本のような装丁のハー...
『オリオンラジオの夜』 諸星大二郎・著 小学館・刊
諸星大二郎のコミックスを紹介するのは、二度目である。以前は『諸怪志異』という本を挙げた。...
『見えない傷』 北大路翼・著 春陽堂書店・刊
爆発的な跳躍力を発揮した第一句集『天使の涎』(田中裕明賞)と、アナーキーな文学表現を目...
『色へのことばをのこしたい』 伊原昭・著 笠間書院・刊
自粛の日々に、ラッキーなことがあった。テレビは新しい番組が作れないので、各局がおびただしい時...
『加藤楸邨句集-猫-』 ふらんす堂・刊
先月号の当コラムで『芥川龍之介句集-夕ごころ-』を紹介したところ、谷口摩耶『鴻』編集長から「この精...
『芥川龍之介句集-夕ごころ-』 草間時彦・編 ふらんす堂・刊
ウィルス禍のとある夜、本棚を物色していると、一冊の薄い文庫本が目に留まった。一...